結論から先に述べることと考察から先に述べることは違う
人に話を聞かせる時、
「結論から述べると…」
と結論から先に述べるとわかりやすいということは聞いたことがある。
しかし、これは結論を述べることであって考察を述べることではない。
最初に推測でなく事実を言ってしまうということだ。
この違いを履き違えていてうまく人に伝わらないことがあった。
- 正しいパターン
1.AによってBであることがわかりました。
2.これまでXという問題があり…
3.Aとは…で、これによりBであることがわかりました。
4.つまりXの問題はYで解決できるかもしれません。
- 間違ったパターン
1.Xの問題はYで解決できるかもしれません。
2.これまでXという問題があり…
3.ここでAという…を用い調査(実験)を行ったところ、Bであるということが分かりました。
4.つまりXはYで解決できるかもしれません。
どうだろうか、どちらの方が聞きやすいだろうか。